富大の七不思議

 活動の無い週の方がある週よりも、ブログの更新が活発である。どういうこっちゃ。さておき、今日もまた駄文を書き散らすことにする。今日のお題は我らが富山大学の七不思議について。

 

 民俗学研究部門ではかつて、学生に広く聞き込み調査を行い、富山大学五福キャンパスの七不思議の編纂を試みたことがある。以下、その内容を記す。

 

一、地下通路と富大の闇

 五福キャンパス構内には、電線が掛っていない。それらは皆地下を走っているのである。キャンパスの地下には、これらを通す空間である地下通路が張り巡らされている。ちなみに、入口は共通棟の前にある。その地下通路には「富大の闇」と呼ばれる異形の存在が巣食っており、就活に失敗して何者にも成ることが出来なかった学生は、富大の闇に取り込まれるという。

 

二、理学部棟のレーザー兵器

 理学部棟の屋上の縁に、監視カメラのようなものが学生会館に向かって取り付けられている。あれは実はレーザー兵器であり、学生会館に不法侵入しようとする不届き物を、塵も残さず焼き払うのだ。

 

三、予言する亡霊

 風のない夜には、浴衣を着て杖をついた亡霊が学生会館付近を徘徊している。その亡霊に供物を捧げると、未来のことを予言するらしい。なお、亡霊の好物は豆腐らしい。

 

四、鬼門封じの松

 五福キャンパスの正門は北東、つまり鬼門の方向にある。外から正門に向かって右側の歩道の真ん中に松が植えられており非常に邪魔だが、あの松は外から良くないモノが入るのを防いでいるので、切るわけにはいかないのだ。また、自転車などでこの松にぶつかると、近い内に良くないことが起きるとも言う。

 

五、呉羽の山神

 呉羽山におわす神も、御多分にもれず神隠しを起こす。

 内向的で友人を作ることが苦手な学生は、往々にして学内で一人になりがちである。所謂ぼっちである。そんな学生に、やっと友人が出来る。親御さんにも、「友達が出来た」「同じ学科の同級生」「名前は○○さん」などと嬉しそうに話す。

 2ヶ月ほど後、その学生が失踪する。両親は情報を得るため、我が子と仲が良かった○○から話を聞こうとする。しかし、○○などという学生はその学科に在籍しておらず、他の同級生も、失踪した学生に親しい友人がいるのを見たことは無い、と証言する。この○○は山神の使いであり、失踪した学生は呉羽の山に迎え入れられたのであるらしい。

 

 順不同。六・七は未詳。だから現状は七不思議でなく五不思議である。五不思議。なんとも中途半端で語呂が悪い。いっそのこと0不思議の方がクールでよい。こんなことなら調べなければ良かった。

 

 民俗学研究部門では、六・七の情報を引き続き募集する。

 

十薬庵

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コメント: 2
  • #1

    sex telefon (水曜日, 01 11月 2017 01:07)

    Bierawa

  • #2

    sextel (金曜日, 17 11月 2017 21:29)

    niestrucie